皆さま、先週はバレンタインデーだったということで、
パームスプリングでは宿泊者様ひとり一人にフロントスタッフから
チョコレートをプレゼントさせていただきました!
お召し上がりいただけたでしょうか?
↑ パームスプリングスタッフと差し上げたチョコ
突然ですが、カカオの別名をご存知ですか?
カカオは、その学名を「テオブロマ・カカオ」。その意味は「神様の食べ物」なんだそうです。
なんだか食べるだけで縁起がよさそうですね☆
そして、チョコはカカオという全く甘くない木の実からできているっというのは
皆さまご存知のことと思います。
具体的には、カカオ全体ではなく、カカオの中にある種子(下写真の白い部分)がチョコになるのです。
カカオがチョコになる過程は、、、
1、カカオの見を収穫
2、白い実を取り出す
3、発酵させる
4、乾燥させる
5、カカオ豆になる
6、焙炒してカカオ独特の風味を引き出し、摩砕してカカオマスと呼ばれるものを作る
7、ミルクや砂糖などを加える
という長い道のりを経て、あの甘い、チョコレートになっているのです。
カカオは熱いところが生産地というイメージかと思いますが、
そうなんです、カカオの樹は、年間平均気温が27度以上の高温多湿の地域で作られています。
サトウキビ、コーヒー、生産地と重複している地域が多いようです。
コーヒーの生産地といえばインドネシア。以前紹介させていただきましたが、インドネシアはコーヒーの名産地。
つまり、チョコレートも生産できるステキな国なのです!!
実際にインドネシアは世界有数のカカオ原産国のうち
コートジボワール、ガーナに次ぐ 第三位!!
↑カカオ豆の生産量2011年
(画像参照元:世界データバンク 世界カカオ豆生産量ランキング2013)
(画像参照元:世界データバンク 世界カカオ豆生産量ランキング2013)
アジア最大のカカオ豆生産・加工国のインドネシアは2018年は、最大の約24万トンの豆を輸入しています。
第三位を誇るインドネシアですが、実は最近まで日本に輸入されていませんでした。
その理由として、インドネシアでは、美味しいチョコレートをつくるのに不可欠な「発酵」を行わずにカカオ豆を出荷していたからなのです。
『Dari K』のホームページから、さらにインドネシアのカカオ豆の魅力を
ご覧いただけます! →【Dari Kのホームページ】より
この過程がないだけで、低品質なチョコとされてしまうそうです。
『Dari K』のホームページから、さらにインドネシアのカカオ豆の魅力を
ご覧いただけます! →【Dari Kのホームページ】より
この過程がないだけで、低品質なチョコとされてしまうそうです。
そんなインドネシアのカカオの運命を変えた人物がいました。
それが、『Dari K』代表の吉野慶一(よしの・けいいち)氏
吉野慶一氏について詳しくは、【JBpressインドネシアのカカオ農家を本気にさせた実業家】特集記事より
吉野氏は2011年の『Dari K』創業以来、インドネシアのスラウェシ島で、カカオ農家の働く意識を改革、品質の向上に取り組み、日本への輸出を飛躍的にアップさせました!!
吉野慶一氏について詳しくは、【JBpressインドネシアのカカオ農家を本気にさせた実業家】特集記事より
吉野氏は2011年の『Dari K』創業以来、インドネシアのスラウェシ島で、カカオ農家の働く意識を改革、品質の向上に取り組み、日本への輸出を飛躍的にアップさせました!!
吉野氏によると、それまでのカカオ農家の人たちは、カカオが世界で美味しく食べられているチョコレートの元だと知らなかったそうです。
その農家の方のギャップを埋めようと思ったのがインドネシアのカカオに携わるきっかけだとか。
2018年には本場パリでチョコの祭典「サロンデュショコラ」で世界のショコラティエをどよめかせ、インドネシアのカカオは益々人気になりました。
↑『Dari K』のチョコレート(画像参照元:チョコレート大辞典>おすすめのチョコレートブランド)
日本の百貨店にも販売されているそうですよ!
カカオがチョコになるために長い過程があるように、インドネシアのカカオが有名になるまでの背景にも多くの方が奮闘されているんですね
今後のバレンタインのチョコ選びにまた新たな楽しみが増えそうですね☆彡
これからもパームスプリングでは、皆さまの生活がホットになる情報を紹介していきます!
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